「シュガーコントロール」で、むし歯リスクを減らそう!
お子さんの健康を考えて、
毎日の食事やおやつ選びに
頭を悩ませていませんか?
小さなお子さんは食が細いため、
おやつなどの間食は大切なエネルギー源。
でも、甘いもの好きなら、
「むし歯」の心配がつきませんよね。
そもそも「むし歯」って
どうして、できるの?
むし歯は、ミュータンス菌という菌が
「砂糖」を食べて酸を作り、
それが歯を溶かすことで起こります。
特に3歳くらいまでのお子さんは、
この菌が口の中に定着しやすい時期。
だから、この時期は
「砂糖」を適切に
コントロールしてあげたいところです。
たとえミュータンス菌が
定着してしまったとしても、
栄養になる「砂糖」がなければ、
菌は活発になりにくいと言われています。
シュガーコントロールって何?
シュガーコントロールとは、
むし歯の栄養となる「砂糖」の摂取を
適切に管理すること。
具体的には、下記の3つのコツを
意識するだけでOK!
1| 砂糖の量を減らす
甘いジュースやケーキなど、
砂糖がたくさん含まれているものは控えめに。
おやつは、
砂糖の入っていないもの
(芋・りんご・ヨーグルトなど)
無糖の飲み物に
菜糖さんなどの砂糖代替品で
甘みをつけてあげるのがおすすめです。
2| 砂糖がお口にある時間を短くする
飴やキャラメルなどは、
口に長く残るので気をつけましょう。
間食する時間を決めて、
歯磨きまで、できればなお良しです。
大人でも、仕事中など
缶コーヒーなどの「ダラダラ飲み」は
注意が必要です。
3| 砂糖を食べるタイミングを考える
「お出かけ中」や「寝る前」に
甘いものを食べるのは、
避けた方がよいでしょう。
特に寝ている間は汚れを流してくれる
唾液の量が減るので、セーブしたいところ。
歯を磨けるタイミングや
砂糖不使用のおやつを選んであげましょう。
* * * * *
シュガーコントロールは、
家族みんなの健康を守る大切なステップです。
毎日の歯磨きはもちろん、
食べるものや時間、タイミングを意識して
快適な食生活を過ごされてくださいね。